30代の転職で見えてくること

30代ともなると、社会のしくみがある程度わかり、今の会社にいた場合の自分の将来像もある程度見えてくる時期でしょう。仕事にもなれ、少し余裕が出てくると、本当にこれがやりたかった仕事なのか、もっと給料もらえてもいいんじゃないか、など不満も見え隠れしてくるでしょう。

1990年代までは、転職することで給与が下がってしまう場合が多く、なおかつ、退職金額は勤続年数に比例してしまうという考えもあったため、たとえその会社や仕事が自分には向いていなくても、辞めずにそのまま続けた方がいいという考えが主流でした。

一度会社に入社したら、退職までずっと働くことが美徳とされてきた時代です。そんな時代だったため、自分がやりたいと思う仕事を求めて転職する人の事を「青い鳥症候群」という言葉で非難する事が流行ったりもしました。

「最低3年はその会社で我慢しろ。そうすれば、仕事に面白みが見えてくるはず」などと、早期の転職を諫める人がほとんどだったのです。

しかし、今では企業側は終身雇用を捨て去り、正社員よりもコストのかからない非正社員を多く採用するようになり、そのとき、そのときに必要なだけの社員を雇用するという、効率を追求する経営に変わってしまいました。

私たちは、いつ会社から見放されたとしても、納得できる仕事を確実に保てるように、いつ何時でも準備しておく必要があると考えられます。社会経験の長さや年齢に応じ、社会的に必要とされる技術を身に付け、人材としての価値を持ち続けていかなければいけないのです。

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